PSストアダウンロード版でプレイしました。追加コンテンツと合わせて40時間ほど。機種はPS5。
20歳(21歳かも)のシャーロック・ホームズが、10年前に滞在した架空の島コルドナで事件を解決するストーリーです。メインストーリーを進めていくと、幼い少年時代を思い出しながらやがて母の死の真相にたどりつくというミステリー。
事件そのものはどれも複雑ではないのですけど、推理にたどり着くまでの証拠集めが難しいかもしれません。ヒントがあっても次、どこへ移動していいのかわからない時は、攻略サイトのお世話になりました。不親切な洋ゲーあるある(^_^;)
ラストは涙、涙、涙……。相棒ジョンとの別れがせつなかった。
ホームズ一家は設定以外、創作だけど、たしかにああいう過去あれば、メランコリックになるだろうなシャーロック・ホームズ。という感想でした。時々登場するマイクロフト兄とのやりとりが面白いです。負けず嫌いのシャーロックが諜報員である兄を頼ろうとしないのに、ついにラストでは兄弟愛炸裂……仲がいいのか悪いのかw
前回紹介した悪魔の娘よりずっとゲームらしい作品でした。オープンワールドで自由に動き回れるし、悪党を拳銃でバンバン撃って逮捕もできます。(ただバリバリのアクションなんで慣れるまで難しかった)
1880年らしい人々の生活が再現されてて、島全体が生きているようです。おそらくトルコに近い地中海を設定していて、イギリス人ドイツ人トルコ人アフリカからやってきた移民らしき人々がいます。裕福なアッパー層が住む地域は美しく、労働者が住む下町は汚い描写がリアル。島を探索するだけでも楽しめました。結構広くて、ぐるぐる回るだけでも時間つぶせます。
証拠を集めて推理するパートは面白かった。空想で現場を再現するのは難しいけど、何度も挑戦したら解けた。あと変装しないと島の人が話してくれないのも探偵モノらしい。犯罪者と話すときはかなりのワルな男に変装。上等なスーツいっぱいあるのにサブ事件はだいたい商人か犯罪者ルックスで過ごした。ビジュアル的に映えないなーと思いつつ。そうしないと進まないというw
残念だったのがオープンワールドなのに用のない場所が多々あって、広さを活かしきれてない。人々はほぼ全員話しかけられても、ほとんど事件とは無関係でムダが多い。コンテンツのボリュームに対して、世界がスカスカなんですよね。工場のある下町やスラムはメインストーリーではほとんど行くことありませんでした。
あと一番残念だったのが、追加コンテンツを買ったのに、「マイクロフトの誇り」「謎に包まれたM」の衣装が追加されていないこと。ストアで明記されているのに入ってないのはどういうことだろう? メーカーに苦情しようかと思ったけど、海外メーカーだしもうプレイしないしめんどうだからいいや。セールで買って安かったのもあるし。Steamだったら揃ってたのかな?PS5はあまりダウンロードされてなくて、まだ苦情いってないのかも(^_^;)
「謎に包まれたM」がよかった。MってあのMですよね?すでにあの頃からライバル視されていたというファンには嬉しい設定。(ただ衣装が1つも追加されてないのが、超がっかり涙)
結局、追加コンテンツ買うほどハマってしまいましたw 推理もだけど、若いシャーロック・ホームズがかっこ良すぎて……つい。
以下、記念撮影