航海と軍隊の携帯保存食だったビスケット
塩ビスケットと塩漬け肉は定番の携帯保存食だった ビスケットといえばどこにでも売っている安価な焼き菓子をすぐにイメージしますが、その始まりは保存食でした。 古代バビロニアが発祥とされ、パンを二度焼きした固い携帯食です。砂糖 続きを読む 航海と軍隊の携帯保存食だったビスケット
19世紀イギリスに実在したリアルな使用人とヴィクトリア朝豆知識。
塩ビスケットと塩漬け肉は定番の携帯保存食だった ビスケットといえばどこにでも売っている安価な焼き菓子をすぐにイメージしますが、その始まりは保存食でした。 古代バビロニアが発祥とされ、パンを二度焼きした固い携帯食です。砂糖 続きを読む 航海と軍隊の携帯保存食だったビスケット
紅茶とお茶会ではお茶と茶道具の種類と投稿しています。 そして英国のお茶会に欠かせないのがかわいらしいお菓子たち。日本ではあまりなじみのない、伝統的なイギリスのお菓子と軽食をいくつか紹介します。 軽食 ●クレソンのサンドウ 続きを読む 英国の紅茶とともに愛されたお菓子
児童文学『秘密の花園』は、ひねくれ者のお嬢様であるメアリが遠縁のお屋敷に引き取られ、快活で明るい少女に成長する物語です。作者はヨークシャーの自然あふれる豊かな生活と食卓を、作品の中で再現しています。 子供たちは当時のお屋 続きを読む 19世紀末ごろのヨークシャー地方の食卓
1899年~1901年にかけてヨーク市に住む労働者階級の食卓を研究した書籍、『貧乏研究』があります。 ここでいう労働者とは「使用人を1~4人雇っている家庭」と「使用人がいない家庭」に分類されており、使用人のいる家庭=下層 続きを読む 1900年 下層中流階級と労働者階級のメニュー
イギリスの料理はまずいことで有名ですが、食材の多様性を失った産業革命後から「まずく」なったと言われます。 しかし上流階級は変わらず美食を追求した晩餐を食べていましたし、レストランやクラブも同様でした。それらを作っていたの 続きを読む 産業革命で失った食材と始まった食材
Collection | The Metropolitan Museum of Artにてパブリックドメインの展示写真が公開されています。そのなかから紹介。 1630年 1750年ごろ 1760年 1787年 1790年 続きを読む 18世紀~19世紀の紳士服スーツ(コート)の写真
葉巻を愛したチャーチル首相 19世紀当時、すでに煙草は紳士の嗜好品でした。誰でも吸っていたわけでなく、初めは上流階級に広まり、やがて庶民、女性へと普及していきます。 煙草の歴史 部族が吸っていた煙草を発見したのはコロンブ 続きを読む 煙草と紳士
農民とは地主(ジェントリー)や貴族からわずかな土地を借り、作物を作って生活する人々です。 ほとんどが小規模な土地を借りる小作人で、家族総出で農業に勤しみました。ほぼ自給自足の生活でしたが、服や薬などを買うため、現金も必要 続きを読む 農村の生活
・鉄道以前 長距離の移動にはメイルコーチ(急行郵便馬車)を使った。細かい砂利で舗装された道路――のちのアスファルトの上を、猛スピードで走る。郵便はもちろん、乗客も運んだ。 道程の途中に駅(イン)があり、そこで馬車を替えた 続きを読む 鉄道~蒸気機関車とロンドンの駅
ヴィクトリアン・ハウスとは、ヴィクトリア朝時代に建てられた家の総称です。歴史ある家々には日本にはない特徴がいくつもあります。 カントリー・ハウスとタウン・ハウス カントリー・ハウスはその名のとおり田舎にあるお屋敷のことで 続きを読む ヴィクトリアン・ハウス(城館・屋敷・館・邸)