19世紀ロンドンの名所と通り、公園
当時のロンドンを舞台にした小説などでよく登場する場所を簡単に紹介します。 下記のコメントはすべて19世紀末当時が基準になります。 セント・ポール大聖堂 ……3代目の聖堂は1710年に完成。2代目はロンドン大火で消失。長さ 続きを読む 19世紀ロンドンの名所と通り、公園
19世紀イギリスに実在したリアルな使用人とヴィクトリア朝豆知識。
当時のロンドンを舞台にした小説などでよく登場する場所を簡単に紹介します。 下記のコメントはすべて19世紀末当時が基準になります。 セント・ポール大聖堂 ……3代目の聖堂は1710年に完成。2代目はロンドン大火で消失。長さ 続きを読む 19世紀ロンドンの名所と通り、公園
・鉄道以前 長距離の移動にはメイルコーチ(急行郵便馬車)を使った。細かい砂利で舗装された道路――のちのアスファルトの上を、猛スピードで走る。郵便はもちろん、乗客も運んだ。 道程の途中に駅(イン)があり、そこで馬車を替えた 続きを読む 鉄道~蒸気機関車とロンドンの駅
ヴィクトリアン・ハウスとは、ヴィクトリア朝時代に建てられた家の総称です。歴史ある家々には日本にはない特徴がいくつもあります。 カントリー・ハウスとタウン・ハウス カントリー・ハウスはその名のとおり田舎にあるお屋敷のことで 続きを読む ヴィクトリアン・ハウス(城館・屋敷・館・邸)
上流階級の社交界とは 中世の王侯貴族たちの戦勝大宴会や、宮廷舞踏会が社交界の原型です。 19世紀に入ると民主主義が台頭したフランスにおいても、社交界が盛んでした。なぜなら社交界は、上流階級が社会に権威を誇示するために必要 続きを読む 社交界~舞踏会と晩餐会
『不思議の国のアリス』永遠に続く、気違いのお茶会の挿絵。ヴィクトリア朝時代の子どもたちは、午後のお茶が夕食の代わり。 イギリスにおける紅茶の歴史 イギリスでは茶が登場するまで、エール(ビール)が飲まれていました。 茶が飲 続きを読む 紅茶とお茶会
・1900年代ごろ ヴィクトリア朝が終わり、エドワード朝(エドワーディアン)に。小説「赤毛のアン」とベル・エポックの時代です。 90年代同様、スカートをシンプルにして、上部へボリュームを出しています。服装より帽子へ重点が 続きを読む ファッション(ドレス)と流行4
・1870年代ごろ 年代初めにあったクリノリンが姿を消し、後部を持ち上げるバッスルに変わっています。裾がリボンでしぼられているため、78年ごろはかなりスカートが細いです。10年前とは比べ物にならないぐらいすっきりしました 続きを読む ファッション(ドレス)と流行3
・1820年代ごろ 摂政時代(リージェンシー)。古典「高慢と偏見」の時代。 女性は初期は映画、高慢と偏見のヒロイン、エリザベスの衣装そのままです。ドレスは後半になると広がり、肩袖も膨らみます。 男性はぴったりとしたパンタ 続きを読む ファッション(ドレス)と流行2
現代でも服装の流行があるように、ヴィクトリア朝でも時代ごとに衣装の型が変わりました。それ以前の時代にも、ファッションの変遷はありましたが、時代が下るほど流行のサイクルが早くなります。 以下、旧い時代から主な服装の流行を簡 続きを読む ファッション(ドレス)と流行1
・コルセット コルセットは身体の線を整えるために14世紀ごろからヨーロッパで男女問わず使用されました。やがて16世紀になると女性がたっぷりと膨らんだドレスを美しく着るために使われるようになります。 17世紀には胸を押し上 続きを読む コルセットとクリノリン