夏 について

ヴィクトリアンが好きな物書き。

八月の砲声 第一次世界大戦はなぜ始まったのか?

八月の砲声 上 (ちくま学芸文庫) 気軽に読める内容ではありませんが、中味は非常に濃くてストイックなジャーナリズム視点から書かれた、第一次世界大戦の様子は白眉です。近代史好きなら、お勧め。 第一次世界大戦勃発前と、マルヌ 続きを読む 八月の砲声 第一次世界大戦はなぜ始まったのか?

ヴィクトリア朝時代のインターネット

ヴィクトリア朝時代のインターネット インターネットとヴィクトリア朝というアンマッチなタイトル。一体何を題材にしたのかと思ったら、電信(テレグラフ)の歴史でした。いわゆる電報。 なんだー、電報かー。思わせぶりなタイトルめ、 続きを読む ヴィクトリア朝時代のインターネット

ヴィクトリアン豆知識未満のログ

※以前、別ブログにて公開した記事です。紹介した書籍タイトルは参考文献のページにあります。 女家庭教師(ガヴァネス)と女教師 もともと家庭教師という職業は、貴族が宮廷の王子や王女を教育することから始まりました。教養だけでな 続きを読む ヴィクトリアン豆知識未満のログ

幽霊を捕まえようとした科学者たち(ゴースト・ハンター)

幽霊を捕まえようとした科学者たち(絶版) (個人的に超おすすめの書籍ですので、ぜひキンドル化リクエストのボタンをクリックしてください。絶版なのが惜しいです。) 第一印象ではオカルト的な内容かと想像しそうですが、中身はいた 続きを読む 幽霊を捕まえようとした科学者たち(ゴースト・ハンター)

ヴィクトリア朝ロンドンの下層社会のお針子

ヴィクトリア朝ロンドンの下層社会(絶版) 19世紀なかばのロンドンをレポートした形式で書かれているため、当時のいわゆる貧民たちの生活がリアルかつ詳しく描写されています。 残念なのが、原書の半分しか訳されていないことを差し 続きを読む ヴィクトリア朝ロンドンの下層社会のお針子

従僕ウィリアム・テイラーの日記―一八三七年

従僕ウィリアム・テイラーの日記―一八三七年 当時を生きていたある従僕の一年間が、ある時は簡潔に、またある時はいろんな体験や階下の噂話を語っています。 作り話じゃないぶん、日々の愚痴や小さな喜びが活き活きと伝わってきて、読 続きを読む 従僕ウィリアム・テイラーの日記―一八三七年

イギリス近代史教本のヴィクトリア朝

イギリス近代史―宗教改革から現代まで(絶版) これ一冊で基礎的なイギリス近代史をカバーできます。専門書ですから、説明ばかりの不親切な文章も多いのは仕方ないです。それを上回るだけの知識を得ることができたので、個人的に大満足 続きを読む イギリス近代史教本のヴィクトリア朝